ed-ict|授業でもっとICT活用

ed-ictは,学校現場におけるICT活用の実践報告や,関連情報に関心をお持ちの先生方を対象とした情報サイトです。

文部科学省:デジタル教科書を2019年4月1日から正式な教科書へ

政府は2018年2月23日、情報通信技術の進展等に鑑み、紙の教科書に代えてその内容を記録した電磁的記録である教材を使用することができることとするなどの措置を講ずる必要があるとして、「デジタル教科書」を正式な教科書と位置づける学校教育法等改正案を閣議決定し、国会へ提出しました。

教科書会社から提供されている「デジタル教科書」という名前の教材は存在するものの、授業では、紙の教科書とあわせて使用しなければなりませんでしたが、(教育課程の一部において、)通常の紙の教科書に代えて「デジタル教科書」を使用できるようになります。

紙の教科書の代わりとなる「デジタル教科書」は、紙の教科書と同一の内容を保証し、それに加え、デジタルならではの機能を有することが求められています。

学校教育法等の一部を改正する法律案(概要)より一部抜粋

学校教育法等の一部を改正する法律案(概要)より一部抜粋


学習者用デジタル教科書について:文部科学省

iPad活用塾 第2回「アプリをインストールしよう」

f:id:s-tamagawa:20171213134929j:plain

 この連載では、タブレット端末でも特に人気の米国Apple社・iPadの活用方法について紹介をしていきます。

 教育現場も含めた様々な現場での実践活用例も数見られるiPadについて、本連載では初歩的なところから紹介して、授業でしっかり活用できるように進めていきます。

 2回目はiPadのアプリケーションをインストールしてみようと思います。

 

【本連載】

iPad活用塾 第1回「iPadってどんなもの?」 - ed-ict|授業でもっとICT活用

iPad活用塾 第2回「アプリをインストールしよう」 - ed-ict|授業でもっとICT活用

 

  • アプリケーションを購入しよう
  • アプリケーションのアップデートとアンインストール
  • まとめ

 

続きを読む

パフォーマンス評価

 いわゆる客観テスト以外の手段を用いて行う教育評価を、(広義の)パフォーマンス評価と呼ぶ。

 以前から、評価には筆記テストと実技テストという2つの方法が用いられていた。筆記テストの中でも、正誤式・選択式・穴埋め式などの課題を用い、解答は正解か不正解に明確に分けられ、主として知識を問うのに用いられるものは、特に客観テストと呼ばれる。筆記テストでもまとまった分量の記述を要求する論述や実技・作品制作などの方法により、個別の知識を評価するのではなく、技能や全体として何ができるかを評価するのが実技テストである。両者は目的等によって使い分けられていた。

続きを読む

反転学習

 学校では教師から教科内容について教わり、家庭で復習や問題練習をするのが、一般的な学習形態である。これを反転し、家庭で教科内容について自習し、学校でその内容の確認や問題練習などを行う学習形態を反転学習という。ブレンディッド・ラーニングの一形態と位置づけられている。

続きを読む

ジグソー学習

米国の社会心理学者アロンソンが提唱したグループ学習の方法。協同を通して人間関係を構築し、自尊心を高めることを目的とする。ホームグループ(ジグソーグループ)で資料を分担し、同じ資料を選んだ者同士でエキスパートグループを組んで学習し、その結果をホームグループに持ち寄って学習を進める。

f:id:s-tamagawa:20180420145755j:plain

続きを読む

アクティブ・ラーニング

 生徒が主体性を持って多様な人々と協力して問題を発見し解を見いだしていく能動的な学習。

 これは、平成26年に出された中央教育審議会の答申『新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について』で用いられた表現(一部改)である。この答申では、大学教育に対して、下記のことを求めている。

続きを読む