ペアレンタルコントロールとは，保護者（parent）が子供の望ましくない情報機器使用を制御できるようにするためのソフトウェアの機能全般を指す言葉である。
典型例としては，子供が特定のアプリケーションを使えないように設定したり，特定のサイトを閲覧できないようにするものがある。また，ネット中毒，ゲーム中毒などへの対策として，決まった上限時間数を超えて，あるいは指定した時間帯以外にはゲーム機や情報機器を使用できないようにする機能もペアレンタルコントロールと呼ばれることがある。
ただし，ソフトウェアによる制限機能にはさまざまな抜け穴があることも多いので，一定以上の学齢の児童・生徒の場合は，親子で話しあって合意の上で，「できごごろ」「つい」を防ぐための手段としてペアレンタルコントロールを用いることが望ましいという考えもある。
