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シチズンシップ教育

 市民としての必要な能力として、個人の権利と義務、他者や多様性の尊重などを育む教育。

 教育とは子どもたちが将来必要とするものを身につけさせる営みであり、2018(平成30)年公示の学習指導要領改訂においてはグローバル社会で生きるために必要な力を身につけることを目標としている。シチズンシップ教育は、子どもたちが将来市民として社会の維持・発展に参画することを重視し、それに必要な教育を目指すものである。

 経済産業省の2006年の「シティズンシップ教育と経済社会での人々の活躍についての研究会」の報告書では、「多様な価値観や文化で構成される社会において、個人が自己を守り、自己実現を図るとともに、よりよい社会の実現に寄与するという目的のために、社会の意思決定や運営の過程において、個人としての権利と義務を行使し、多様な関係者と積極的に(アクティブに)関わろうとする資質」とされている。