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ホワイトハッカー

ハッカー(hacker)とはソフトウェアやシステムに技術的に熟達していてさまざまな探究を行なう人であり,本来は悪い意味は無かった。しかしインターネットが発達しネット経由で不正侵入などの行為が行なわれるようになると,ハッカーという言葉を「技術を悪用する人」という意味で使うこともある。

そのような場面で,不正侵入などの行為に対して技術を駆使して防御する側の人たちをホワイトハッカーと呼ぶようになった。ホワイト(白)は「善」「正しさ」を象徴する色だからである。

クリフォード・ストールが自ら技術者として,不正行為を行なうハッカー集団と対決した体験を記した著書「カッコウはコンピュータに卵を産む<上><下>」は,ホワイトハッカー(とは書いていないが)の活動を記した古典的な本だといえる。