2019年11月、英語民間試験の導入が延期されることが文部科学省より発表されました。また12月には、国語・数学の記述式問題の導入が見送られることも発表されました。
以下の記事は変更以前の内容になっているため、これまでの参考としてご覧ください。
大学入学共通テストに関する最新の情報につきましては、こちらの記事をお読みください。
大学入学共通テスト(新テスト)の導入に向けた動きをまとめました。随時更新します。
大学入学共通テスト導入まで(2019年12月17日更新)
2017年度 | |
2017年5月 | 国語、数学Ⅰにおける記述式の問題例を公表 |
2017年7月 | 国語、数学Ⅰ、数学Aにおけるマーク式の問題例を公表 |
2017年7月 | 「実施方針」の策定・公表 |
2017年10月 | 第1回 試行調査の実施 |
2018年2月 | 第1回(英語)試行調査の実施 |
2018年度 | |
2018年11月 | 第2回 試行調査の実施 |
2019年度 | |
2019年6月 | 「実施大網」の策定・公表 |
2019年6月 | 「出題教科・科目」の策定・公表 |
2019年11月1日 | 英語民間試験の導入延期を発表 |
2019年12月17日 | 国語・数学の記述式問題導入見送りを発表 |
未定 | 必要に応じて試行調査の実施 |
2020年度 | |
2021年1月16日,17日 | 大学入学共通テスト実施 |
随時更新!新着情報
「実施大綱」「出題教科・科目」の策定・公表(2019年6月12日更新)
2019年 (令和元年) 6月4日に、文部科学省より「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱」が公表されました。
令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱(※PDF) |文部科学省
2019年 (令和元年) 6月7日に、大学入試センターより令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストについて、出題教科・科目の出題方法等及び問題作成方針が公表されました。
令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出題教科・科目の出題方法等及び大学入学共通テスト問題作成方針について |大学入試センター
「大学入試英語成績提供システム」の利用について(2019年12月11日更新)
2019年(令和元年) 5月30日に、大学入試センターより「「大学入試英語成績提供システム」の利用について」が公表されました。
「大学入試英語成績提供システム」の利用について |大学入試センター
新テストでは、英語の4技能を評価するため、新たに民間事業者による資格・検定試験も活用されます。
⇒令和6年(2024年)度の入試まで延期される見込みです。
大学入試英語成績提供システムにつきましては、以下の記事にまとめておりますので、ご確認ください。
文部科学省 |「大学入試共通テスト実施方針」の策定・公表
2017年(平成29年)7月に文部科学省より「大学入試共通テスト実施方針」が策定され、公表されました。
実施方針
- 2020年(平成32年)度、2021年入学者選抜より実施する
- 「国語」、「数学Ⅰ」、「数学Ⅰ・数学A」について記述式問題を出題する
(2024年以降は地理歴史・公民、理科でも記述式を導入する方向) - 「英語」において、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を適切に評価するために、民間事業者による試験を活用する
大学入試センター |モデル問題及びモニター調査の結果等の公表
2017年(平成29年)5月16日に国語、数学Ⅰにおける記述式の問題例が公表されました。
2017年(平成29年)7月13日に国語、数学Ⅰ、数学Aにおけるマーク式の問題例が公表されました。
問題例については、下記リンクよりPDFをご参照ください。
詳しくは下記リンクよりご確認ください。
試行調査
第2回 試行調査(プレテスト)
2018年11月に、第2回試行調査が実施されました。
趣旨及び概要、試験問題や結果等が公表されております。
実施期間
2018年11月11,12日
実施科目および解答時間
教科 | 科目 | 科目選択の方法等 | 試験時間 |
---|---|---|---|
国語 | 「国語」 | 100分 | |
地理歴史 | 「世界史A」または「世界史B」 | 10科目のうちから最大2科目を選択 | 1科目60分 |
「日本史A」または「日本史B」 | |||
「地理A」または「地理B」 | |||
「現代社会」 | |||
「倫理」または「倫理,政治・経済」 | |||
「政治・経済」または「倫理,政治・経済」 | |||
数学 | 「数学Ⅰ」または「数学Ⅰ・数学A」 | 1科目選択 | 70分 |
「数学Ⅱ」または「数学Ⅱ・数学B」、「簿記・会計」、「情報関係基礎」 | 1科目選択 | 60分 | |
理科 | 「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」 | A基礎から2科目、B選択から1科目、C基礎から2科目+選択から1科目、D選択から2科目のいずれか | 2科目60分 |
「物理」「化学」「生物」「地学」 | 1科目60分 | ||
外国語 | 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」 | 1科目選択 | 筆記(リーディング)80分、リスニング(英語のみ)60分(うち解答時間は30分) |
実施規模
1,851校、8,4444人(2018年10月24日時点)
第1回は各参加校で実施されたが、今回は、センター試験同様に試験会場にて実施
第1回 試行調査(プレテスト)
2017年11月、2018年2月に第1回試行調査が実施されました。
趣旨及び概要、試験問題や結果、自己採点用紙等が公表されております。
試行調査(2018年(平成30年)2月実施分)の結果報告
https://www.dnc.ac.jp/news/20180601-01.html
英語について
実施期間
2018年2月13~3月3日(日程は参加校により異なる)
実施科目および解答時間
英語 筆記(リーディング)80分+リスニング30分
実施規模
約158校 約6,720人
試行調査(2017年(平成29年)11月実施分)の結果報告
https://www.dnc.ac.jp/news/20180326-01.html
実施期間
2017年11月13~24日(日程は参加校により異なる)
実施科目および解答時間
国語、数学Ⅰ・数学Aにて記述式+マークシート式
その他はマークシート式で実施
国語 100分(現在のセンター試験は80分)
数学Ⅰ・数学A 70分(現在のセンター試験は60分)
その他は60分
実施規模
参加校は約1,900校、会場は各参加校にて実施
参加人数は国語 約68,000人、数学Ⅰ・数学A 約57,000人
その他は1科目あたり 約1,000~17,000人
試行調査(プレテスト)の自己採点について
2017年(平成29年)10月に、試行試験(プレテスト)実施にあたり、記述式問題における解答結果の確認手順動画が公表されました。(動画は削除されました。)
試行調査(プレテスト)分析を公開しているサイトまとめ(2018年12月7日更新)
第一学習社
大学入学共通テスト試行調査問題(プレテスト)分析資料|第一学習社
教育新聞
プレテスト2018 各問題の構成と特徴 | 教育新聞 電子版
河合塾
平成30年度(2018年度)試行調査(プレテスト) | 高大接続改革シンポジウム | 大学受験の予備校・塾 河合塾
駿台予備校
大学入学共通テスト(2018年11月実施) 試行調査分析|駿台予備学校~東大・京大・医学部をはじめとする難関大学入試に強い予備校
代々木ゼミナール