同僚の先生が膨大なファイルを手作業でなんとか処理しようとしていたけど,僕だったらPythonでやるかなぁ。
そういえば大学が無料で教材を公開することも多くなってきたし,Python学習のコンテンツを探してみよう。
東京大学
まずは東大。
Colaboratoryで準備してくれてるから,端末の方で環境構築の準備がいらない。
Chromebookでも受講できそう。
HTML,PDF,いろんな形で講義資料が準備されているのもありがたいね。
内容も,基礎の基礎から始まってるのもいいね。
東大の講義資料で1+1が掲載しているってすごい。
スモールステップ大事。
京都大学
お次は京大。
repository.kulib.kyoto-u.ac.jp
京大が公開しているのはPDFの講義資料だ。
キーボードの配置や記号の読み方から始まっている丁寧さは,すごくやさしみを感じる。
こちらは環境構築が必要だね。Anaconda※をインストールして進めるみたい。
※Pythonを使うのに便利なパッケージのようなもの
準備手順も丁寧に書いてあるし,ググって調べれば分かるし,なによりググって調べるくらいの気概がないと身につかないよね。
本編とコラムの2つがあって学べるのがいい。コラムは大事だ。
・・・頑張ろう。
ハーバード大学
最後は海外から。ハーバードのCS50。
なになに・・・?
ハーバード大学の CS50x は、コンピュータサイエンスとプログラミング技術を紹介するコースで、プログラミングの経験の有無にかかわらず、経験者と未経験者の両方を対象としています。David J. Malan が担当するエントリーレベルのコースである CS50x では、アルゴリズム的に考え、問題を効率的に解決する方法を学びます。テーマは、抽象化、アルゴリズム、データ構造、カプセル化、リソース管理、セキュリティ、ソフトウェアエンジニアリング、ウェブ開発など。言語は C、Python、SQL、JavaScript に加え、CSS と HTML を使用します。
Pythonだけではなく,コンピュータ・サイエンス全般を学べるのね。
じっくり腰を据えて,初手にこれを学習するというのは良いかも。セキュリティあたりはプログラム言語の学習単体ではあまり触れないし。
というか,ハーバードのカリキュラムなのに,日本語化されて教材が提供されているということが,まず驚きだよ!!
edXにも対応した講義だから,手続きすれば修了証をもらえるのか。
取得は有料になるけれど,修了証を目標に頑張るというのは,モチベーション維持に良いかも。
まとめ
入門レベルからのスタートであれば,どれを選んでも,かなり力がつくだろう。
何が大事って,やりきることだよね。
これだけの資料を無料で公開してくださっている大学と,その先生方に感謝です。