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ルーブリック

 主としてパフォーマンス課題の評価を行うために作成される評価基準の一つ。具体的な達成行動がいくつかのレベルで示されているため、生徒の行動をルーブリックと照らし合わせることによって、生徒の行動をレベルで評価することができる。

例)検索サイトでの検索行動のルーブリック

レベル3.検索結果を見て検索フレーズを修正しながら検索を繰り返す。

レベル2.同義語を用いるなど検索フレーズを工夫して検索する。

レベル1.検索フレーズを入力して検索し、検索結果を上から順に調べていく。

 

筆記による客観テストでは、生徒の解答を正解と比べることによって評価する。これは、だれが評価しても同じ結果になる。しかし実技テストは、単純なものを除けば、一つの正解があるわけではなく、○か☓かの評価もできない。これでは、評価者によって評価結果が異なったり、学習者も自己評価ができなかったりと問題があるため、評価基準として作られたのがルーブリックという方法である。

【参照:パフォーマンス評価