ed-ict|授業でもっとICT活用

ed-ictは,学校現場におけるICT活用の実践報告や,関連情報に関心をお持ちの先生方を対象とした情報サイトです。

ランサムウェア

ransomとは「身代金」の意味であり,マルウェアのうちで感染するとコンピュータ内のデータを暗号化し,「元のデータを復元したければ代金(身代金)を払え」といってくるようなものを言う。感染の原因は基本的に他のマルウェアと同じであり,不用意によそから持って来たコードを実行するなどの場合が多い。

 ランサムウェアが成立する要因として,重要なデータが失われてどうしても復元したいということがある。これは,データをきちんとバックアップしていれば復元により対処できるので,バックアップが強力な対策となる(そしてハードやソフトの障害などにも有効な対策である)。

ランサムウェアの被害にあった場合,犯罪者をのさばらせないためにも,身代金を払わないようにしたい。身代金を払ったからといってデータが復元できるとは限らない。犯人が復元できるように対応したとしても,予想外のソフトウェアの問題により復元できないことも起こり得る。