この連載では、タブレット端末でも特に人気の米国Apple社・iPadの活用方法について紹介をしていきます。
教育現場も含めた様々な現場での実践活用例も数見られるiPadについて、本連載では初歩的なところから紹介して、授業でしっかり活用できるように進めていきます。
3回目の今回は、知っておくと便利なことを紹介します。様々なアプリの使用時で活用できると思います。
【本連載】
iPad活用塾 第1回「iPadってどんなもの?」 - ed-ict|授業でもっとICT活用
iPad活用塾 第2回「アプリをインストールしよう」 - ed-ict|授業でもっとICT活用
iPad活用塾 第3回「知っておくと便利なこと」 - ed-ict|授業でもっとICT活用
画面の回転を止める方法
iPadはとても便利なのだけれど、使っていて画面が回るのが使いづらいわ・・・。
タナカ先生!それは簡単に固定できます。画面の下から上に指を滑らせて下さい!※OSのバージョンによって挙動は異なります。
アイコンがたくさん出てきたわよ?
これはコントロールセンターといって、画面の明るさや音量調整などをするための機能です。
この画面で回転マークにカギがかかっているアイコンを有効にすれば、画面の回転をロックすることが出来ます!
コントロールセンターでは、他にも画面の明るさや音量調節も出来ます。また、電卓やタイマーなどのツールもすぐに使えるように準備されています。
キーボードのレイアウトを変更する方法
そういえば、iPadの両手持ちで文字入力をもっと楽にする方法ある?
良い質問ですね!すぐに試せるのはキーボードの分割です。試しにメモ帳アプリを開いてみましょう。
入力キーボードが表示されているこの状態で、右下のキーボードマークのボタンを長押しすると、[固定解除]と[分割]が表示されます。[分割]を選択してみて下さい。
[分割]を選択すればいいのね・・・キーボードが左右に分かれたわ!
こうすることで、両手持ちの親指で文字を入力していくことが出来ます。
机がなくても、両手持ちで文字入力ができるのね。もう一つの[固定解除]というのはどういう機能なの?
[固定解除]はキーボードの画面内における位置を動かしたい時に使う機能です。キーボードの位置を画面内で上下に動かすことが出来ます。
普段、スマートフォンなどでフリック入力に慣れている方は、この方法もおすすめです。右手でいつもどおりのフリック入力をして、左手で変換をすることで入力していきます。
左利きの方はコチラを参考に。
まとめ
ちょっとしたICT活用でも、普段の授業に少しずつ取り入れていけば、なにかいいアイデアが生まれそうな気がするわ。
そうですね、慣れていくことはとても大事だと思います。次回以降は番外編、実際に教科書会社から提供されている教材コンテンツを使った応用テクニックを紹介していこうと思います!
1.画面の下から上に指を滑らせると、コントロールセンターが開く。
2.コントロールセンターでは画面の回転をロック、画面の明るさ調整など、端末の様々な制御が出来る。
3.iPadの入力キーボードは位置を変えたり分割が出来る。