個々の生徒の実態に応じて学習内容を提供することを、アダプティブラーニング(Adaptive Learning)と呼ぶ。
こうした個人に最適化した学習は、「学習の個別化」という名称で以前から提唱されていた。これに対するアダプティブラーニングの特徴は、学習履歴の分析(ラーニング・アナリティクス)と、それに基づく学習内容の制御にある。どちらもICTの発達によって実現されたものである。
自己調整学習が学習者による学習の調整であるのとは異なり、アダプティブなのは教授側であることに気をつけたい。
【参照:ラーニング・アナリティクス】