パフォーマンス評価のための評価課題。リアルな文脈の中で、様々な知識やスキルを総合して、何かをなし遂げることを求める複雑な課題である。
従来から実技教科においては、演奏や作品制作などパフォーマンスによる評価が行われていた。非実技教科において、様々な知識を用いた思考力などを評価したい場合、演奏や作品制作等の定番の課題がないため、評価用の課題を作成する必要がある。このため、主として非実技教科におけるパフォーマンス評価のための課題として注目されている。
パフォーマンス課題を作成するには、
①単元の重点目標(永続的理解)を明確にする
②重点目標に至る本質的な問いを設定する
③学習者がその本質的な問いを問わざるを得ないシナリオを作成する
という手順を踏む。